7月16日に徳島県民のシンボルである剣山山頂にある、剣山本宮宝蔵石神社でNPO法人徳島県古武道協会主催 剣山山頂古武道演武大会を開催しました。
徳島に安土桃山時代に伝えられ、現在でも久武館道場で守り続けられている阿州柳生神影流兵法剣術が演武されました。
剣山は古来より武道信仰の霊山として崇められ、銘菓ぶどう饅頭もこのことが由来で出来ました。
しかし最近は山岳信仰の薄れや氏子の高齢化でと、登山される方も少なくなっています。
今年もまだまだコロナウイルスの影響で世の中は落ち着きませんが、伝統を守ろうと県下各地の氏子様や信者が訪れていました。
天候は霊山を感じさせる厳しい環境でしたが素晴らしい一日になりました。
このような機会を提供していただきました剣山本宮宝蔵神社松村宮司様をはじめ総監の橘本様、関係者の皆様にはこの場を借りてお礼申し上げます。
徳島県古武道協会は、徳島に伝承された古武道の保存振興だけではなく、各神社での演武大会の開催や他流派との交流も目的とされています。
協会主催の演武大会に参加希望の方がいましたら徳島県古武道協会へ問い合わせ下さい。