１０月１４日に徳島県つるぎ町(旧一宇村)の山内家新蔵院開院祝いに付帯してNPO法人徳島県古武道協会主催奉納演舞大会を開催いたしました。
徳島に関ヶ原の合戦前に伝えられた阿州柳生神影流兵法剣術、阿州柳生神影流武道神事を新蔵院開院祝いに付帯して奉納致しました。
山内家新蔵院は、武道信仰の本山である剱山、またそれに関連する天行山と今回の新蔵院を結ぶと二等辺三角形になり先人が剱山の霊力を囲む形で設置されています。
かの弘法大師も立ち寄った非常に由緒ある場所になりますが、過疎化や信仰の薄れなどで、代々新蔵院は付近の皆さんで守ってきましたが、最近は祭り等が絶えていました。
今回、山内家当主の山内一正様が元に戻そうと付近の皆さんの協力を得て今回の運びとなりました。
新蔵院には弘法大師、石鉄大権現、大峰山大権現、役行者、千手観音が祀られており先人がいかにこの場所に拘り重要視したかうかがえます。今回、剱に関係する武道神事を奉納でき協力できてほっとしております。
徳島県古武道協会は、徳島に伝承された古武道の保存振興だけではなく、各神社での演武大会の開催や他流派との交流も目的とされています。協会主催の演武大会に参加希望の方がいましたら徳島県古武道協会へ問い合わせ下さい。
